離乳期の終了を急ぎすぎない

離乳期がどのくらいの時期までととらえるかは、その子一人ひとりの体質にも関係しますし、一概にはいえません。
一般世間的には1歳から、おおよそ1歳半くらいまで、とするのが普通です。
形のある食べ物が噛めるようになって、母乳やミルク以外で、ほとんどの栄養がとれるようになったころ、と考えられています。

しかし、離乳期を腸内フローラが安定してきた頃、とするならば、1歳半から3歳になるまえまで続くとする考えもあります。
赤ちゃんのビフィズス菌が大人のビフィズス菌と入れ替わって、腸内フローラの構成が定まってくる頃になって、初めて離乳期が終わるのです。

腸内フローラには、外からの病原菌を排除して体をガードする免疫力を強化する機能があります。
したがって、腸内フローラが整うまでは、免疫力ができていないのでうかつなものをお腹の中に入れてはいけません。

たとえば、幼児期におこるとても怖い病気の一つとされているポツリヌス病というのがあります。これはポツリヌス菌に感染してひどい便秘状態になり、毒素が吸収されて中毒を起こすものです。菌に汚染されたハチミツを口に入れたりすると、感染する可能性が高いものになります。

そこで、多くの本には「ハチミツは離乳期が終わる1歳から1歳半までは厳禁」とする記述がありますが、腸の状態を考慮すると、離乳期が終わった後であれば大丈夫、その前は厳禁とするのがベストです。

また、離乳期の終了の時期についても、一人一人時期は全く違います。1歳から1歳半というのはあくまで一般的にはという意味です。
赤ちゃんがなかなか離乳食に移る事ができなくても、決してあせる必要はありませんし、 兄弟や他人の子と比べる必要は全くありません。
赤ちゃんの腸内フローラが整うまでは、ミルクでも全く問題ありません。
離乳食はそれまでミルクのみしか飲んでいなかった赤ちゃんにしてみれば異物であり、腸で処理できないうちに異物を口にする事のほうが良くありません。
お母さんが離乳食に焦るばかり、イライラやストレスがたまると、それを赤ちゃんも感じ取って余計に離乳食を抵抗したり、イヤイヤが増してお母さんがヒステリーを起こすといったことにもなりかねません。
だれでもいつかは乳離れをするものですし、日本人がやりがちな、周りと比べることをやめましょう。

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